人間とゴリラは兄弟!?
- しらいちゃん
- 2019年2月27日
- 読了時間: 9分
ある日、人間とゴリラのDNAはどのくらい近いのか調べたくなりました

。
見た目はかなり違いますが、何か共通するものを感じます!!
いろいろな記事を調べてみると、人間とゴリラは98.25%同じだと記載してあった。
ゲノム解析した結果だから間違えはないだろう!!
[読売新聞 2012年3月8日 10時13分配信] ゴリラの全遺伝情報(ゲノム)を、英国などの国際チームが解読した。 人間とゴリラのゲノムの違いは1.75%で、共通の祖先から1,000万年前に枝分かれしたらしい。
[2012年3月8日付の英科学誌ネイチャーに発表する] 研究チームによると、類人猿で最も人間に近いチンパンジーと人間とのゲノムの違いは1.37%。ゴリラは現在判明している限りでは、チンパンジーの次に人間に近い。ゲノムを詳細に調べると、チンパンジーと人間の違いよりも、ゴリラと人間の違いの方が小さい領域が約15%あった。 こうしたゲノムの違いや化石から、ゴリラとチンパンジー、人間の共通祖先が枝分かれしたのは、1,000万年前、チンパンジーと人間が枝分かれしたのは600万年前と推定された。』
[時事通信 2012年3月8日 3時2分配信] チンパンジーの次にヒトに近いゴリラの全遺伝情報(ゲノム)を解読したと、英サンガー研究所などの欧米研究チームが8日付の英科学誌ネイチャーに発表した。これでオランウータンを含め、大型類人猿の主要4種のゲノムがそろった。ヒトゲノムの15%はチンパンジーよりゴリラに近いことが判明。解読成果は人類の進化過程の解明のほか、アフリカで絶滅の危機にあるゴリラの保護にも役立つと期待される。 解読対象はアフリカ赤道域の西側に生息する西ローランドゴリラの雌「カミラ」のDNA。サイズは約30億4,200万塩基対で、たんぱく質を作る遺伝子は約2万1,000個とヒトよりやや少なかった。』
赤文字に注目して見ていきましょう。
記事によると、1000万年前に枝分かれでゴリラと人間&チンパンジー!
600万年前に人間とチンパンジーが枝分かれ!!
まず1000万年前はどんな時代だったか!!
地殻変動が盛んな時代。
有名なのはグレート・リフト・バレーというアフリカを南北に縦断する谷で長さが7000km(日本列島の3倍以上)もあります。このまわりで類人猿の化石が多くみつかっておりこの大規模な地殻変動が類人猿の進化に大きく関わっているという説もあります。
この時代の類人猿はサンブルピテクス・キプタラミと言われる類人猿。
くわしくは下記を参照!!
1.サンブルピテクス・キプタラミ 学名:Samburupithecus kiptalami (Ishida et al. 1997)
発見:大阪大学東アフリカ調査隊(隊長:石田英實)
1982年9月 ケニア,Nacola, Samburu Hills 正基準標本:サンブル[左上顎骨]1997年記載
年代:950万年前(放射年代,フィッショントラック)
分布:ケニア(Nacola)
特徴: 体長:メスのゴリラ大 口蓋:やや弓形で類人猿より深い 歯:頬歯直列(U字型歯列),エナメル質が厚い,第3大臼歯が最大 その他:鼻縁が鋭く縁取られる,強い突頬度
この類人猿がゴリラと人間&チンパンジーに枝分かれをした類人猿みたいです!
このあとチンパンジーと人間が枝分かれをするんですがいろんな憶測や説があるのでさわりだけ触れますネ!!
1000万年前から600万年前まで遡ると複数の枝分かれになるみたいでとりあえず載せておきますネ!!
ヒト亜科(狭義) (Homininae sensu stricto)
以下は,チンパンジーとの分化後の可能性あり
A.サヘラントロプス属(ヒト族か否か論争,アルディピテクスと同属か?)
1.サヘラントロプス・チャデンシス 学名:Sahelanthropus tchadensis 「チャドのサヘル人」
別名:'Sahelpithecus'
発見:フランス・チャド古人類学調査(Misson Paleoanthropologique Franco-Tchadienne (MPFT)),隊長: Michel Brunet(Poitiers大学)
2001年~ チャド北部 Djurab砂漠 Toros-Menalla 化石域 (TM 266) 正基準標本:TM 266-01-060-1 "Tomai"(Tomai\"{i})[頭蓋骨,上歯] (2001採取) Brunet et al. 2002 標本群:TM 266-01-060-2[歯槽破片](2001採取) TM 266-01-447[右上大臼歯M3](2001採取) TM 266-01-448[右上切歯I1](2001採取) TM 266-02-154-1[右下顎骨(P3)P4-M3](2002採取) TM 266-02-154-2[右下犬歯](2002採取)
年代:700-600万年前? (火山灰層が無いため,同伴化石動物相から)
分布:チャド(北部のDjurab砂漠) Toros-Menalla 化石域 (TM 266)
特徴:先のすり減った小さな犬歯 脳容積:320-380cm^3 歩行形態は不明
反論:大後頭孔が背側に寄っているため四足歩行の主張がなされた 'Sahelpithecus' (Wolpoff et al. 2002)
文献:Brunet et al. 2002 Nature 418, 145-151. Wolpoff, Senut, Pickford and Hawks 2002 Nature 419, 581-582.
B.オルロリン属(ヒト族か否か論争中,アルディピテクスと同属か?)
1.オルロリン・トゥゲネンシス 学名:Orrorin tugenensis 別名:Millenium ancestor
発見:College de France調査隊 (Pickford, Senut等) ケニアのBaringo地域 Tugen Hills (Lukeino層) 正基準標本:BAR 1000'00[上腕骨,歯,大腿骨,指骨]Senut et al. 2001 標本群:1970年代 Lukeino層[左下顎大臼歯]
年代:600万年前 分布:ケニア(Baringo)
特徴: メスのチンパンジー大 歯:エナメル厚く,頬歯は小 大腿骨:二足歩行に適応(骨頭大きく,骨頸長い),前後に曲がる 上腕骨・指骨:木登りに適応
反論:(Alello & Collard 2001) 文献:Alello & Collard 2001 Nature 410 526-527. Senut et al. 2001 C.R. Acad. Sci. Ser. IIa 332, 137.
C.アルディピテクス属(チンパンジーに至る系統の祖先と見る研究者もある) 大後頭孔が類人猿より前にあるため,二足歩行していたと考えられる. 1.アルディピテクス・カダッバ 学名:Arudipithecus kadabba 別名:Arudipithecus ramidus kadabba
発見:1997年-2001年 UC Berkeley隊 正基準標本:ALA-VP-2/10[右下顎(M3つき),左下歯I2,C,P4,M2,M3] (1997-99, Y. Haile-Selassie)(Haile-Selassie 2001) 標本群:ALA-VP2/11[中指骨](1997, S.Eshete), ALA-VP-2/101[左上腕骨,尺骨](1999, T.White), ASK-VP-3/78[上腕骨末端](1998, Y. H-S), ASK-VP-3/160[左上小臼歯P3](2001,Group) DID-VP-1/80[近位指骨破片](1998, Y. H-S), STD-VP-2/61[右下犬歯](1998, M. Humed), STD-VP-2/62,63[左上大臼歯LM3,LM1](1998 Y.H-S, 1999 group), STD-VP-2/893[左鎖骨破片](1998, Y. H-S), AME-VP-1/71[近位趾骨](1999, L. Hlusko)
年代:580-520万年前 分布:エチオピアの南Afar liftのMiddle Awash峡谷西縁 Saitune Dora (STD-VP-2),Alayla (ALA-VP-3), Asa Koma(ASK-VP-3),Digiba Dora (DID-VP-1), Amba East (AME-VP-1)
特徴:鋭いM3 lingual cusps等の派生的な歯の性質 文献:Haile-Selassie 2001 Nature 412, 178-181. WoldeGabriel et al. 2001 nature 412, 175-178.
2.アルディピテクス・ラミドゥス 学名:Arudipithecus ramidus 別名:Arudipithecus ramidus ramidus
発見:UC Berkeley隊 (Tom White, 諏訪 元 & A. Asfaw) 正基準標本:ARA-VP 6/1[10個の同一個体の歯](1993年 G. Hamed) 標本群:ARA-VP-1[下顎骨,10個余りの歯,側頭骨,上腕骨](1992,93年 Tom White, 諏訪 元 & Asfaw) ARA-VP-7/2[左得上腕骨,橈骨,尺骨(同一個体のもの)](1993年 A. Asfaw)
年代:440万年前 分布:エチオピアのMiddle Awash渓谷 Aramis (ARA-VP)
特徴: 歯:エナメル質は薄い,奥歯に比べ犬歯大きめ 二足歩行(大後頭孔が頭蓋底の中央に近い)
文献:White, Suwa & Asfaw 1994 Nature 371, 306
450万年前-400万年前にヒトの祖先は森から草原に進出したと考えられる. これ以前の化石をヒト族に含めるかについては論争がある. チンパンジーとの分化 550-700万年前(中新世(Miocene)末期 )
400万年の中で進化をした種がどれだけいるのでしょうか?発見されていない種は多いのかもしれません。
これを調べている中でふと不思議に思えたのが、現在の地球には人間にあたる動物はホモサピエンスの1種ですよね!?不思議じゃないですか!?過去にはいろんな枝分かれした種がたくさんいたのに今はたった1種(ホモサピエンス)それが250万年前から現在まで!!
1000万年前から600万年前の間の400万年前でいろいろと進化しているにも関わらず1種っておかしくないですか!?
私は不思議でしょうがないです!!しかも1000万年前に枝分かれしたゴリラの祖先は現在に至るまで進化を繰り返してきたと考えるのが当たり前ですが98.25%人間と同じって偶然でしょうか!?
個々で独自の進化をしてきたのに98.25%一致ってキセキしかないですよ!
人間だけみると、枝分かれしてからアウストラロピテクスだけで5種。
次にパラントロプスで3種。ここまでが所謂、猿人と言われる種です!!
そこからいきなり進化しすぎてヒト属(ホモ属)といわれる種になります。
現代のホモサピエンスもこちらの属です!!
一覧はこちら!!
ヒト属(ホモ属) Homo :約250万年前- 現世[16]。
†ホモ・ハビリス H. habilis :ハビリス原人。
†ホモ・ルドルフエンシス H. rudolfensis
†ホモ・エルガステル H. ergaster :ホモ・エルガスターとも称す。
†ホモ・エレクトス H. erectus :ホモ・エレクトス人類、直立原人。7亜種あり[1]。
†ホモ・アンテセッサー H. antecessor :ホモ・アンテセッソールとも称す。
†ホモ・ハイデルベルゲンシス H. heidelbergensis :ハイデルベルク人。
†ホモ・ローデシエンシス H. rhodesiensis
†ホモ・ケプラネンシス H. cepranensis
†ホモ・ゲオルギクス H. georgicus :ドマニシ原人。
†ホモ・ネアンデルターレンシス H. neanderthalensis :ネアンデルタール人類(ネアンデルタール人、ほか)。
†ホモ・フローレシエンシス H. floresiensis :フローレス原人。
†ホモ・ナレディ H. naledi
ホモ・サピエンス H. sapiens :現生人類およびヘルト人。約16万年前 - 現世[17]。
†ホモ・サピエンス・イダルトゥ H. s. idaltu :ヘルト人。
ホモ・サピエンス・サピエンス H. s. sapiens :現生人
赤文字に注目!現生人(現代人)の正式の学名はホモ・サピエンス・サピエンスです!!面白いですよね!!
ちなみにゴリラの学名は2種に分かれていてニシゴリラ系とヒガシゴリラ系で学名が変わってきます!

ニシゴリラ=学名:ゴリラゴリラ
ニシローランドゴリラ:ゴリラゴリラゴリラ
クロスリヴァーゴリラ:学名ゴリラゴリラデリー
ヒガシゴリラ=学名:ゴリラベリンゲイ
マウンテンゴリラ=学名:ゴリラゴリラベリンゲイ
ヒガシローランドゴリラ=学名:ゴリラベリンゲイグラウアー
ゴリラの中で一番頭数の多いゴリラはニシローランドゴリラらしいので、ゴリラ=ゴリラゴリラゴリラと使っているらしいです!!
ちなみにチンパンジーはPan trodlodytes(パントログロダイト)でした。
だから某動物番組に出ていたチンパンジーの名前がパン君なのは偶然なのか否か!?
と余談でした。
別の視点から考えるとゴリラやチンパンジー、オラウータンや猿は今も同じような見た生活(自然に溶け込んだ生き方)をしていますが、人間はどうでしょう!?いきなり猿人に進化して顔はゴリラやチンパンジーに近いが道具を使いコミュニケーションをとり集団生活!!
そこからさらに進化して原人になり言語や文字を習得!!そして現生人!!進化しすぎではないですか!?
人間とゴリラは98.25%同じなんですよ!?チンパンジーと人間は98.73%同じ!!
この1.75%と1.27%の違いでこんなに違ってきますか!?
私は非常に不思議過ぎてしょうがないです!!
世の中は何が真実で何が偽りなのか考えさせられますネ!!
信じるか信じないかはあなた次第です。 おわり
#人間 #ゴリラ #DNA #見た目 #共通 #兄弟 #記事 #調べる #人間ゴリラ #9825同じ #ゲノム #ゲノム解析 #ゲノム解読 #結果 #間違え #遺伝子情報 #1000万年前 #研究 #類人猿 #人間チンパンジー #173 #判明 #限り #詳細 #領域 #化石 #共通祖先 #枝分かれ #600万年 #オラウータン #アフリカ #絶滅 #進化 #進化過程 #解明 #保護 #機体 #解読対象 #西側 #保護アフリカ赤道 #アフリカ赤道域 #赤道域 #西側生息 #西ローランドゴリラ #カミラサイズ #タンパク質 #30億4200まん #塩基対 #2万1000子 #グレートリフトバレー #南北 #横断 #近く #変動 #サンブルピテクスキプタラミ #ゴリラゴリラ #ゴリラゴリラゴリラ
Comments